「もう辞めたい」と思っているのは、あなただけではありません。柔道整復師として働く中で、一度は辞めたいと感じた経験がある方は全体の約7割にのぼるというデータもあります。
この記事では、実際に辞めた方・辞めずに続けた方のリアルな声を集め、辞めたいと感じた時にどう判断すべきかを解説します。
辞めたいと感じる5つの理由
1. 給料が安い
柔道整復師の平均年収は約378万円。大卒の平均年収(約460万円)と比較すると低い水準です。特に勤務1〜3年目は手取り18万円程度ということも珍しくなく、生活への不安から転職を考える方が多いです。
2. 長時間労働
整骨院の診療時間は夜20時〜21時まで、土曜も診療というケースが大半です。拘束時間が長く、プライベートの時間が確保しにくいという声は非常に多いです。
3. 院長との人間関係
小規模な院ではオーナーとの関係がすべてと言っても過言ではありません。施術方針の違い、パワハラ、売上ノルマのプレッシャーなど、人間関係のストレスは辞めたい理由のトップです。
4. 将来への不安
「このまま続けて大丈夫なのか」という漠然とした不安。柔道整復師の数は増え続け、整骨院の過当競争は激化しています。保険請求の厳格化も追い打ちをかけています。
5. 身体的な負担
施術は身体を使う仕事です。腰痛や腱鞘炎を抱えながら仕事を続ける方も少なくありません。
辞めた人のリアルな声
「5年間整骨院で働きましたが、年収は300万円台のまま。転職してIT業界に入り、2年で年収が150万円アップしました。もっと早く動けばよかったです。」(30歳・男性)
「院長のパワハラに耐えられず退職。転職エージェントを使って別の院に移ったら、環境が天と地ほど違いました。辞めること自体が悪いわけじゃない。」(27歳・女性)
「整骨院を辞めてリハビリ特化型デイサービスに転職。年収は少し下がりましたが、土日休みになり家族との時間が増えました。」(35歳・男性)
辞める前にやるべきこと
まず転職市場をリサーチする
いきなり辞めるのではなく、在職中に転職サイトに登録して自分の市場価値を確認しましょう。「意外と選択肢があった」と気づくだけで、精神的な余裕が生まれます。
辞めたい理由を言語化する
給料なのか、人間関係なのか、将来性なのか。理由によって取るべき行動は変わります。紙に書き出してみてください。
異業種も視野に入れる
柔道整復師の資格を活かせる仕事は整骨院だけではありません。スポーツトレーナー、リハビリ施設、介護施設、フィットネスジム、医療機器メーカーなど、選択肢は広がっています。

