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柔道整復師のダブルライセンスおすすめ5選|鍼灸師・PTとの組み合わせで年収はどう変わるか元現場目線で解説

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高橋大輝
高橋大輝

僕も整骨院で8年働いた柔道整復師です。「今のままの働き方で将来やっていけるのか」「鍼灸も取った方がいいのか」って、一度は悩みますよね。この記事では、ダブルライセンスで本当に年収が変わるのか、現場で見てきた現実をそのまま書きました。

柔道整復師として働きながら、もう一つ資格を取るべきか迷う人は多いです。鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士と候補はいくつもありますが、「取れば年収が上がる」とは限りません。

この記事では、人気のダブルライセンス5つを比較し、年収がどう変わるのか・取得にいくらかかるのか・どんな人に向いているのかを元現場目線で整理します。資格の数を増やすこと自体が目的にならないよう、選び方の軸まで解説します。

  1. 柔道整復師のダブルライセンスとは?なぜ今おすすめされるのか
    1. ダブルライセンス=柔道整復師+もう一つの国家資格・専門資格
    2. 整骨院に鍼灸が併設される業界構造とダブルライセンスの相性
    3. 単一資格のままでいることのキャリアリスク
  2. 柔道整復師におすすめのダブルライセンス5選を徹底比較
    1. 1. 鍼灸師(はり師・きゅう師)|最も王道で即戦力評価されやすい
    2. 2. あん摩マッサージ指圧師|機能訓練・訪問領域で強い
    3. 3. 理学療法士|医療・リハビリ職への道が開ける
    4. 4. パーソナルトレーナー資格(NSCA等)|自費・予防領域に展開できる
    5. 5. ケアマネジャー・介護系資格|機能訓練指導員と高齢者領域に強い
  3. ダブルライセンスで年収はどう変わる?収入アップの仕組み
    1. 施術メニューが増えて自費単価・指名が上がる
    2. 採用・転職時に評価され好条件求人に届きやすくなる
    3. 全員が高収入になるわけではない|年収が伸びない人の共通点
  4. ダブルライセンス取得にかかる費用・期間・働きながらの両立
    1. 資格別の取得費用と期間の目安
    2. 働きながら学校に通うための職場選びと時間の作り方
  5. ダブルライセンスのデメリット・取得前に確認したい注意点
    1. 資格を取っても活かせる職場でなければ収入は変わらない
    2. 資格取得より転職で環境を変えた方が早いケースもある
  6. まとめ|柔道整復師のダブルライセンスは「目的」から逆算して選ぶ
    1. 転職・キャリアでお悩みの方へ

柔道整復師のダブルライセンスとは?なぜ今おすすめされるのか

ダブルライセンスとは、柔道整復師の資格に加えてもう一つの国家資格や専門資格を持つ状態です。なぜ今おすすめされるのかを順に見ていきます。

ダブルライセンス=柔道整復師+もう一つの国家資格・専門資格

柔道整復師が組み合わせる資格は2種類あります。鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師のような国家資格と、トレーナー系の民間資格です。国家資格は医療現場での評価に、民間資格は自費・予防領域への展開につながります。どちらを選ぶかは、どんな働き方をしたいかで変わります。

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整骨院に鍼灸が併設される業界構造とダブルライセンスの相性

近年は保険診療の単価が下がり続け、整骨院は自費メニューや鍼灸の併設で収益を確保する流れが強まっています。柔道整復師と鍼灸師の両方を持つ人材は、一人で両方の施術を担えるため重宝されます。

つまり、業界構造そのものがダブルライセンス保有者を求める方向に動いており、一人二役をこなせる施術者は好条件を提示されやすい立場になります。

単一資格のままでいることのキャリアリスク

柔道整復師の資格だけでも働けますが、施術の幅が狭いままだと収入の頭打ちが早く来ます。自費を提案できない、医療領域に進めないとなると転職時の選択肢も限られます。増やすだけが正解ではありませんが、「今のスキルで5年後も戦えるか」という視点はどの治療家にも必要です。

柔道整復師におすすめのダブルライセンス5選を徹底比較

人気のダブルライセンス5つを、取得期間・活躍領域・相乗効果でまとめました。

資格名 取得期間の目安 主な活躍領域 柔整との相乗効果 向いている人
鍼灸師(はり師・きゅう師) 3年以上 整骨院・鍼灸院・自費施術 非常に高い(業界の併設構造に合致) 整骨院で長く現場に立ちたい人
あん摩マッサージ指圧師 3年以上 訪問・機能訓練・高齢者領域 高い(訪問マッサージで独立も可) 訪問・在宅領域に広げたい人
理学療法士 3年以上 病院・リハビリ・介護 中(医療職へ転身できる) 医療・リハビリ職を目指す人
パーソナルトレーナー(NSCA等) 数か月〜1年 自費・予防・スポーツ 中(自費単価を上げやすい) 予防・ボディメイク領域に強くなりたい人
ケアマネジャー・介護系 実務経験5年+試験 介護施設・機能訓練 中(高齢者領域でのキャリア形成) 介護・高齢者支援に関わりたい人

※ 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・理学療法士は、いずれも3年以上の養成施設で学んだうえで国家試験への合格が必要です(各養成施設の要件に基づく)。

1. 鍼灸師(はり師・きゅう師)|最も王道で即戦力評価されやすい

ダブルライセンスで最も王道なのが鍼灸師です。はり師・きゅう師の2資格を取るには、3年以上の養成施設で学び国家試験に合格する必要があります。整骨院に鍼灸が併設される構造と相性がよく、即戦力として評価されやすいのが強みです。鍼の自費メニューを導入でき、院の売上にも貢献できます。

2. あん摩マッサージ指圧師|機能訓練・訪問領域で強い

あん摩マッサージ指圧師は、訪問マッサージや高齢者の機能訓練領域で力を発揮する資格です。医療保険が適用される訪問マッサージは需要が増えており、独立して訪問事業を立ち上げる人もいます。ただし養成施設は数が限られ、入学のハードルが高い点に注意が必要です。

3. 理学療法士|医療・リハビリ職への道が開ける

理学療法士は、病院やリハビリ施設で働ける医療系の国家資格です。柔道整復師から目指す場合も、改めて3年以上の養成課程に通い国家試験に合格する必要があります。負担は大きいものの、医療現場という安定した環境に進める点が魅力です。

4. パーソナルトレーナー資格(NSCA等)|自費・予防領域に展開できる

NSCA-CPTなどのトレーナー資格は民間資格で、数か月から1年程度で取得を目指せます。柔道整復師の身体の知識を土台に、トレーニング指導やボディメイクといった自費・予防領域へ展開できます。国家資格ほど負担が重くなく、働きながら取りやすいのも利点です。

5. ケアマネジャー・介護系資格|機能訓練指導員と高齢者領域に強い

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、一定の実務経験を経て試験に合格すると取得できます。なお機能訓練指導員には柔道整復師の資格だけでも就けるため、まずはその枠で介護現場を経験する道もあります。

高橋大輝
高橋大輝

僕の同期で鍼灸を取った人は、自費の鍼メニューを院に導入して、指名が月20人くらい増えました。自費単価が1回4,000円だったので、月の売上が8万円ほど上乗せされて、年収ベースで約70万円上がっていました。資格そのものより「導入できる院にいたこと」が効いてました。

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ダブルライセンスで年収はどう変わる?収入アップの仕組み

柔道整復師の平均年収は約400〜450万円が目安です。ダブルライセンスでこの水準からどう変わるのかを整理します。

働き方 単一資格の年収目安 ダブルライセンス時の年収目安
整骨院(保険中心) 約350〜420万円 約400〜480万円
整骨院(自費・鍼灸併設) 約400〜450万円 約450〜550万円
訪問マッサージ・機能訓練 約350〜420万円 約420〜520万円
独立・自費中心 約400〜600万円 約500〜800万円以上

※ 柔道整復師の平均年収は厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」等を参考にした目安です。地域・職場により変動し、資格を持つだけで必ずこの水準になるわけではありません。

施術メニューが増えて自費単価・指名が上がる

収入が上がる最大の仕組みは、提供できる施術メニューが増えることです。鍼灸やトレーニング指導など自費メニューを足せると単価が上がり、指名にもつながります。歩合制の院なら、売上の伸びがそのまま給与に反映されます。

採用・転職時に評価され好条件求人に届きやすくなる

採用側から見ると、二つの資格を持つ施術者は一人で複数の役割を担える効率のよい人材です。基本給や役職で優遇されやすく、好条件の求人にも届きやすくなります。柔道整復師の資格を活かせる仕事15選をチェックすると、選択肢の広がりがつかめます。

全員が高収入になるわけではない|年収が伸びない人の共通点

資格を増やしても年収が変わらない人もいます。共通点は取った資格を活かせない職場にいること。保険診療中心の院では鍼灸を持っていても出番がなく、資格手当が月数千円つくだけです。資格は「使える環境」とセットで初めて収入に変わります。

ダブルライセンス取得にかかる費用・期間・働きながらの両立

ダブルライセンスは魅力的ですが、取得には相応の費用と時間がかかります。資格別の目安を整理しました。

資格名 養成期間 学費目安 働きながらの取得
鍼灸師(はり師・きゅう師) 3年 約300〜450万円 夜間部があり比較的しやすい
あん摩マッサージ指圧師 3年 約300〜450万円 養成校が少なくやや難しい
理学療法士 3〜4年 約250〜500万円 昼間部中心で難しい
パーソナルトレーナー(NSCA等) 数か月〜1年 約10〜30万円 働きながら取りやすい

※ 学費・期間は調査時点の目安であり、学校・地域・課程により異なります。出願前に各養成施設の最新情報を必ず確認してください。

資格別の取得費用と期間の目安

国家資格は3年以上の通学と数百万円の学費が必要なのに対し、トレーナー系の民間資格は数か月・10万円台から取得できます。投資額は、得られる収入アップとのバランスで考えます。

働きながら学校に通うための職場選びと時間の作り方

鍼灸の養成校には夜間部があり、日中は整骨院で働きながら通う人も少なくありません。両立のカギは職場選びで、シフトを柔軟に組める院かどうかで3年間の負担は大きく変わります。整骨院・開業を含む柔道整復師のキャリアプラン6ルートを見るも参考にしてください。

ダブルライセンスのデメリット・取得前に確認したい注意点

ダブルライセンスには、見落とすと後悔する注意点もあります。取得を決める前に確認しましょう。

資格を取っても活かせる職場でなければ収入は変わらない

最大のリスクは「資格が宝の持ち腐れになる」ことです。数百万円と3年をかけて鍼灸師を取っても、自費メニューを置けない院にいれば収入はほぼ変わりません。取得前にその資格を活かせる職場が現実にあるかを確認すべきです。

高橋大輝
高橋大輝

同期に2人、鍼灸を取った人がいました。1人は学費約400万・3年かけて取ったのに、保険中心の院に残って年収はほぼ変わらず。もう1人は資格取得後に自費の院へ移って、年収が約80万円上がりました。同じ資格でも、職場を変えたかどうかで結果が真逆だったんです。

資格取得より転職で環境を変えた方が早いケースもある

「年収を上げたい」が目的なら、資格取得が最短とは限りません。3年と数百万円をかける前に、自費比率の高い院や好条件の職場へ転職するほうが早く年収が上がるケースもあります。柔道整復師の年収相場を詳しく見ると職場による差の大きさが分かります。資格と転職、どちらが目的に合うか冷静に比べましょう。

まとめ|柔道整復師のダブルライセンスは「目的」から逆算して選ぶ

柔道整復師のダブルライセンスは、施術の幅を広げ年収を伸ばす有力な手段です。ただし資格を取ること自体がゴールになると、費用と時間に見合わない結果になりかねません。大切なのは「どんな働き方をしたいか」から逆算して選ぶこと。長く現場に立つなら鍼灸師、訪問・高齢者領域ならあん摩マッサージ指圧師、医療職を目指すなら理学療法士です。

まずは自分の市場価値と、資格を活かせる求人があるかを知ることから始めましょう。

関連記事として、治療家の転職に有利な追加資格おすすめランキング10選を確認する柔道整復師の将来性と2030年に生き残る人の条件を確認する柔道整復師が年収500万円を達成する5つのキャリアルートを確認するもあわせてどうぞ。

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高橋大輝
高橋大輝

資格の数を競っても意味がないです。大事なのは「なりたい自分」から逆算すること。僕は資格より先に職場を変えて道が開けました。迷っているなら、まず相談だけでも動いてみて。行動した人から変わっていきますよ。

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